神戸・三宮の地下街「さんちか2番街」リニューアルオープン 兵庫初出店の店も 2月29日から

新2番街エリア(想定)

神戸・三宮の地下街「さんちか2番街」とイベントスペース「夢広場」が、2月29日(木)にリニューアルオープンします。

【写真】兵庫県初出店! ピエール・エルメのブランドや、人気のアクセサリーブランドも

今回リニューアルするのは、阪神神戸三宮駅の改札前に位置する、さんちか(三宮地下街)の2番街。2022年4月から行われていた大規模工事が終了し、神戸の玄関口として新たに生まれ変わります。

併せて、JR三ノ宮駅西口のエスカレーターを降りてすぐの場所にある「夢広場」も、新たなデザインになるほか、サイネージが設置されるなど待ち合わせにぴったりの場所に。今後はイベントの開催も予定されているそうです。

路面店型に生まれ変わるさんちか2番街では、12店舗がオープン予定。地元を代表する企業であるUCC上島珈琲株式会社「上島珈琲店」のほか、話題のテナントも多数出店する予定だといい、「現代らしさ・未来感・神戸らしさ」が感じられるラインナップとなっています。

12店舗のうち5店舗が兵庫県初出店とのこと。フランス人パティシエのピエール・エルメが選りすぐった日本の素晴らしいものを発信するブランド「Made in ピエール・エルメ」や、アクセサリーブランド「matinee&soa」、沖縄発のスキンケアブランド「SuiSavon -首里石鹸-」など、さまざまなジャンルの人気ブランドがそろいます。なかにはオープン記念として、一定金額以上の購入でノベルティのプレゼントを予定している店舗もあります。

今回のリニューアルのキャッチコピー「ナガレ、かえよ。」とともに、兵庫県芦屋市出身のデザイナーKEIthgraph・河﨑圭さんが担当した新ビジュアルも公開されました。

同コンセプトでは、行き交う人の“ナガレ”、人の集まり、口コミの広がり、話題やトレンドなど、世の中の“ナガレ”が2番街とともに向上していくことが表現されています。新しいさんちかであることを表す「新チカ」の「新」の文字には、「さんちか全体の街区および阪神電車の改札からの人の流れをさらに活性化したい」という思いがこめられているそうです。ビジュアルイメージのなかには、さんちかの公式キャラクターの“3くま”も隠れているのだとか。

1番街は現在も工事中で、2024年度末には、店舗リニューアルとともに地下鉄三宮駅と夢広場を結ぶ南北通路が新設される予定です。

神戸市都市局都市計画課の森さんは、「さんちかの再整備によって三宮駅周辺がさらに魅力的なまちとなり、多くの人にご利用いただき、楽しい時間を過ごしていただけることを期待しています。神戸市ではこれからも魅力のあるまちづくりに取り組んでいきますので、ぜひ期待してください」と抱負を語りました。

神戸地下街株式会社の木村さんは、「これまで利用していただいていたお客様はもちろん、今までさんちかを利用したことがないお客様もついつい立ち寄りたくなるような魅力的なお店が多数オープンします。この機会にお越しいただけることを、心よりお待ちしています」と話しました。

※ラジオ関西『サンデー神戸』2024年2月25日放送回より

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