ジェシカ・プラット、新作アルバム『ヒア・イン・ザ・ピッチ』を発表

米カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動するシンガー・ソングライター、ジェシカ・プラット(Jessica Pratt)が6年ぶりとなる新作アルバム『ヒア・イン・ザ・ピッチ』を5月3日(金・祝)にリリースします。

15歳でギターを演奏し16歳でレコーディングを経験したジェシカ・プラットは、2012年に発表したデビュー・アルバム『Jessica Pratt』がフリーク・フォーク・ムーブメントの名作として注目を浴び、2014年に2ndアルバム『オン・ユア・オウン・ラヴ・アゲイン』を「ドラッグ・シティ」よりリリース。2019年には「メキシカン・サマー」より3rdアルバム『Quiet Signs』を発表し、今回発売となるのは続く4枚目のアルバムとなります。

本作は、彼女の従来のアコースティック・サウンドとは異なり、60年代のポップ・ヒット曲や『ペット・サウンズ』を彷彿とさせるオーケストラ・スタイルで幕開け。ブルックリンのスタジオで制作され、従来のアコースティック・ギターサウンドに加えて、ウォーカー・ブラザーズのような壮大なオーケストラ・アレンジやパーカッション・ロールが際立つ楽曲が生み出されたほか、新しいスタイルのヴォーカル・パフォーマンスも聴くことができます。スコット・ウォーカーやジュディ・ガーランドなど、先人の影響を受けながらも独自の個性を放つことで、アルバム全体を通して静寂の中に希望や神秘、恐怖、ロマンスを表現。彼女の音楽的進化と成長を示す重要な作品であり、リスナーに深い感動と共感を与えてくれる作品に仕上がっています。なお、Pitchfork「Best New Music」に選出されたリード・シングルであり、冒頭曲「Life Is」のミュージック・ビデオがジェシカ・プラットのYouTubeチャンネルにて公開されています。

© 株式会社シーディージャーナル