「相棒season22」最終回SPに黒谷友香、甲本雅裕らがゲスト出演。おなじみの“食えない面々”も総登場

テレビ朝日系では、3月6日、13日の2週にわたり「相棒 season22 最終回拡大スペシャル『トレードオフ』」(午後9:00)を前・後編で放送。警視庁特命係の“ボス”である警察庁長官官房付・甲斐峯秋(石坂浩二)、野心家の警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、“鉄の女”の異名を持つ内閣情報調査室トップ・社美彌子(仲間由紀恵)といった、おなじみの面々も登場する。

2000年のシリーズ誕生以来、濃密で骨太なミステリーの数々を世に送り出し、“国民的ドラマ”という地位を確立した「相棒」。再会2年目を迎える、特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の“伝説のコンビ”が新たな挑戦に乗り出しているseason22も、毎週好評を博している。そして、最終回スペシャルでは、国家を揺るがす事件が描かれる。

法務大臣の下川阿貴(黒谷友香)が指揮権を発動し、与党幹事長の収賄容疑に関する強制捜査が見送られることになった。裏で糸を引いていたのは内閣官房長官・武智淑郎(金田明夫)だったが、官邸の横暴をほとんどのマスコミが黙殺する。捜査を指揮していた特捜部長の尾上欣悟(甲本雅裕)も、圧力に屈さざるをえなかった。唯一かみついたのが、「特捜部長の気骨に期待する」とテレビで発言したベテラン政治学者の乙部泰治郎(佐戸井けん太)だった。そんな中、乙部が未成年の男性に襲われる事件が発生。興味を持った右京が、薫と共に動き出すと、被害者である乙部から、意外な証言が飛び出す。

なお、本日2月28日放送・第18話では、前話から続く連続爆弾テロの謎がいよいよ完結する。

連続爆破事件の犯人として自首してきた、IQ150の天才少年・山田(中川翼)は、チェスのライバルでもある右京を取り調べ官に指名するも、挑発的な態度で応じるだけ。一方、薫は第2の爆弾テロの被害者が、所轄署の元刑事だと判明したことを受け、何か隠している様子の副署長を追及する。

右京さえも翻弄(ほんろう)する少年の目的とは? “インビジブル”=透明人間という差出人名に込められた悲壮な思いとは!? 右京と天才少年の頭脳戦が最終局面を迎える。

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