人気歌手バッド・バニー コンサートに馬で登場→動物愛護団体が猛批判「残酷で無責任」

ミュージシャンのバッド・バニー(29)が、パフォーマンスに馬を使ったことで、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)から「残酷で無責任」と非難を浴びている。「モスト・ウォンテッド・ツアー」の幕開け(21日)となった米ユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで、バニーは馬に乗り登場。観客席からは歓声が飛んでいたもののPETAはこの演出に抗議し、生きた動物を使用しないよう呼び掛けた。

バニーが馬に乗る姿を捉えた動画をTikTokにシェアしたPETAはキャプションを添えている。「バッド・バニー、ツアーで馬を使うことは残酷で無責任です。その馬、ファン、もしくはあなたが怪我を負う可能性もありました」「この無責任な行動に『大丈夫』は通じません。騒音、ライト、スモーク、何千人もの人々の叫び声に馬を晒すことを一体なぜあなたは良しと考えたのでしょうか?」

「馬はストレスを感じているように見えましたし、『ここにいたくない』と感じていたのは明らかです。どうかショーに動物を入れないようお願いします。彼らは平和に生きていたい、あなたのスペクタクルに使われたいとは思っていません」

しかしバニーは23日のラスベガスのT―モバイル・アリーナでも引き続き馬を使用。PETAの抗議にはコメントしていない。

以前には、シーロー・グリーンが馬に乗ってパーティー会場に入ったものの落馬。PETAのシニア・ヴァイス・プレジデント、リサ・ランゲ氏は当時こう話していた。「馬が騒音と混雑のパーティーに適さないことは誰にでもわかります。滑る床とストロボライトで取り乱されるのは明らかです。シーローが頭を打った時、理性と思いやりを彼に教えたことをPETAは願うばかりです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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