歌手の山内惠介が2月26日、東京・羽田空港第3ターミナル内の江戸舞台で新曲『紅の蝶』の発売記念イベントを行った。
昨年末にNHK紅白歌合戦に9年連続の出場を果たし、今年デビュー24周年を迎えた山内惠介。2月28日（水）に発売の新曲『紅の蝶』は、昨年リリースの前作『こころ万華鏡』と同じく、松井五郎作詞、村松崇継作曲・編曲の楽曲。艶やかさと力強さが共存した女性を主人公に、聴き手の背中を押す歌詞で、軽快で勢いのあるメロディーにジャズやクラシック、和、ラテン……あらゆる音楽や国籍を超越して、演歌・歌謡曲を山内惠介流にアップデートした1曲となる。
この日のイベントは、新曲『紅の蝶』でのさらなる飛躍と、国内のみならず海外の人々にも同楽曲と演歌の魅力が届くことを願って、羽田空港の国際線の玄関口である第3ターミナルのイベントステージ「江戸舞台」で開催されたもの。
江戸総鎮守・神田明神の色彩をイメージした赤い柱が特徴の「江戸舞台」には、『紅の蝶』のミュージックビデオにも登場した色とりどりの傘が飾られ、歌の世界観を表現。多くの観衆が集まる中、チョウをイメージした衣装で登場した山内は新曲『紅の蝶』を妖艶に熱唱した。
山内は新曲『紅の蝶』について「男女の恋のやりとりをリズムに乗せて描いた一曲です。どうしようかと迷っている方の背中を押すような、恋の歌でありながら応援歌です。歌の合言葉は『ほれ』で、背中を押してくれる言葉です。前作『こころ万華鏡』に続いて、村松崇継先生が作曲を手がけてくださり、リズム感のある、楽しくなって踊りたくなるようなサウンドを作ってくださいました」とPR。
さらに、今回発売となる3タイプ（愛盤・祭盤・虹盤）のカップリング曲について山内は「愛盤に収録の『あなたを想うたび涙が止まらない』は、卒業シーズンにぴったりの歌です。友達や恋人と別れてしまうシチュエーションにぴったりな一曲です。祭盤収録の『祭りだホイ！』は、作詞・作曲・編曲全てを、イクマあきらさんが手がけてくださいました。すごく楽しいラップ調の歌です。虹盤収録の『傘』は、織田哲郎さんが作曲してくださいました。僕はオダテツファンでございます。作詞がもりちよこさんで、山内惠介バージョンの令和版の『おふくろさん』（森進一）のような楽曲です」と紹介した。
前作『こころ万華鏡』では振り付けが大きな話題を呼んだが、山内は今作『紅の蝶』も振り付けに挑戦している。今回の振り付けについて、山内は「USJの演出などを手がけている金谷かほりさんが振り付けを手がけてくださいました。すぐに覚えていただけるような振りです」と明かした。
また、1月26日から2月9日まで全国5カ所で開催されたファンクラブ限定コンサートで『紅の蝶』を歌唱した印象については「この歌は女唄なので、幅広い世代の女性ファンの皆さんが自分のこれまでの恋愛を思い出してくださったり、若返ってくださっているというような反応がありました」と手応えを明かした。
今回の新曲発売イベントも、トークコーナーの他に、恒例の願掛けコーナーを用意。昨年は「いのちまっすぐ願掛けダーツ」と題して、山内がダーツに挑戦した。今年は、叶えたいことに願を掛ける「おみくじ」がステージに登場し、山内は “海外でも大ヒット”のおみくじを引いた。
山内は「国際線ターミナルにふさわしいですね。今一番行きたいバンコクでも大ヒット！」と満面の笑顔を見せ、さらなる飛躍を誓った。
最後に山内は「やっとコロナも明けて、海外にも行けて旅行が楽しめる時期に、歌い手も自分の活動が自由にでき、お客さまと握手会などでふれあいもできるようになって、改めて初心を思い出しました。来年の25周年が最高の年になるように頑張ってまいります」とあいさつして、盛況の中イベントを締めくくった。
「海外ツアーを実現させていきたい」と海外進出宣言！
イベント終了後、山内は報道陣の取材に応じ、新曲『紅の蝶』を引っ提げての今年にかける意気込みなどを語った。
この日のイベントの感想について、山内は「気持ちよかったです。チョウになったような、飛行機になったような気持ちになりました。ここに来ているだけで旅気分を味わえますね。旅に行きたくなりました」と語った。
さらに今回の新曲のポイントについては、「今回は、日本語の美しさを、韻を踏みながらリズムに乗せています。一見早口言葉のように聞こえますが、それを丁寧に美しく響かせていくことを心がけています。言葉遊びをしているような、そういう作品だと思います。人間の持つ力は覚えること、そして覚えるために書く、そうやってずっと頭を使っていれば僕は若々しくいられると思うので、『紅の蝶』をカラオケで歌ってくださったり、聴くことでアンチエイジングできる作品だと思います」と説明した。
また、日本の演歌の魅力について「演歌は、ポップス、クラシック、ジャズなど全ての音楽ジャンルのいいところを融合しています。それは大きな魅力だと思います。演歌歌手の人は何を歌っても表現ができると、僕もそういうふうになりたいです」と明かした。
記者に「どうしてバンコクに行ってみたいのか」と聞かれた山内は、「半袖で生活ができるほど暖かいと知りました。バンコクはそんなに遠くないですよね。飛行機に乗って6時間ぐらいで行けるのもいいなと思いました。タイ料理もおいしいそうなので、刺激を求めて行ってみたいですね」と目を輝かせた。
さらに山内は、今年の目標について「今年は飛躍の年にしたいです。この『紅の蝶』で年末に大輪の花を咲かせられるように、10回目の紅白歌合戦にも出たいです。レコード大賞という大きな賞でも、この歌で久しぶりに山内惠介が登場できることを強く願っています。来年は25周年なので、今年は『紅の蝶』で大いに羽ばたきたい」と熱意を込めた。
最後に山内は「海外ツアーはやったことがないので、グローバルに世界を股にかけて、実現させていきたい」と海外進出にも意欲を見せていた。
新境地を開拓し続ける山内惠介のさらなる飛躍に注目したい！
山内惠介『紅の蝶』
2024年2月28日（水）発売
愛盤
品番：VICL-37720
価格：￥1,400（税込）
【収録曲】
1.紅の蝶（作詞：松井五郎／作曲・編曲：村松崇継）
2.あなたを想うたび涙が止まらない（作詞：売野雅勇／作曲：伊秩弘将／編曲：上杉洋史）
3.紅の蝶（オリジナル・カラオケ）
4.あなたを想うたび涙が止まらない（オリジナル・カラオケ）
祭盤
品番：VICL-37721
価格：￥1,400（税込）
【収録曲】
1.紅の蝶
2.祭りだホイ！（作詞・作曲・編曲：イクマあきら）
3.紅の蝶（オリジナル・カラオケ）
4.祭りだホイ！（オリジナル・カラオケ）
虹盤
品番：VICL-37722
価格：￥1,400（税込）
【収録曲】
1.紅の蝶
2.傘（作詞：もりちよこ／作曲：織田哲郎／編曲：上杉洋史）
3.紅の蝶（オリジナル・カラオケ）
4.傘（オリジナル・カラオケ）
唄盤（CD＋DVD）
品番：VIZL-2290
価格：￥1,900（税込）
【収録内容】
[CD]
1.紅の蝶
2.紅の蝶（オリジナル・カラオケ）
3.紅の蝶（女性用オリジナル・カラオケ～Key=Cm）
[DVD]
1.紅の蝶 ミュージックビデオ
2.紅の蝶 男性用カラオケミュージックビデオ
3.紅の蝶 女性用カラオケミュージックビデオ
音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて2月28日配信
※対応ストリーミングサービス
＜オンデマンド型＞
Apple Music / YouTube Music / Amazon Music / LINE MUSIC / Spotify /AWA /
Rakuten Music / KKBOX / うたパスオンデマンド / TOWER RECORD MUSIC / Deezer
＜ラジオ(プレイリスト)型＞
dヒッツ / うたパス / SMART USEN
山内惠介『山内惠介プレミアムコンサート2023＠東京国際フォーラム』
2024年3月20日（水・祝）発売
Blu-ray
品番：VIXL-429
価格：￥6,050（税込）
DVD
品番：VIBL-1137
価格：￥4,950（税込）
CD2枚組
品番：VICL-65951～2
価格：￥3,300（税込)
【収録内容】
[第1部]
オープニング
こころ万華鏡
スポットライト
釧路空港
誰に愛されても
流氷鳴き
風蓮湖
流転の波止場
ひとり旅～リンゴ追分～入り
みだれ髪
愛燦燦
あいつの彼女
風まかせ
ヨコハマ・ヨコスカ・ブルース
海峡浪漫
[第2部]
一本刀土俵入り
恋の手本
恋する街角
唇スカーレット
あなたを愛で奪いたい
冬枯れのヴィオラ
さらせ冬の嵐
残照
いのちの歌
__＜アンコール＞
__イチカバチカ
霧情
こころ万華鏡
山内惠介 コンサートツアー2024
3月15日（金）15:00 開演
東京・LINE CUBE SHIBUYA
3月20日（水）15:00 開演
東京・J:COMホール八王子
3月22日（金）15:00開演
埼玉・サンシティ越谷市民ホール 大ホール
3月30日（土）15:00開演
大阪・南海浪切ホール大ホール
3月31日（日）15:00開演
奈良・なら100年会館大ホール
4月6日（土）15:00開演
広島・広島文化学園HBGホール
4月7日（日）14:00開演
兵庫・アクリエひめじ
4月9日（火）14:00開演
神奈川・相模女子大学グリーンホール
4月11日（木）15:00開演
福島・けんしん郡山文化センター 大ホール
4月14日（日）15:00開演
新潟・新潟県民会館 大ホール
4月20日（土）15:00開演
群馬・メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎 大ホール
4月25日（木）15:00開演
静岡・アクトシティ浜松 大ホール
4月27日（土）15:00開演
埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール
山内惠介 コンサート2024 北海道ツアー
5月14日（火）15:00開演
北海道・函館市民会館 大ホール
5月15日（水）15:00開演
北海道・室ガス文化センター 大ホール
5月17日（金）15:00開演
北海道・コーチャンフォー釧路文化ホール 大ホール
5月19日（日）15:00開演
北海道・北見市民会館 大ホール
5月21日（火）15:00開演
北海道・旭川市民文化会館 大ホール
5月23日（木）15:00開演
北海道・カナモトホール
5月24日（金）15:00開演
北海道・カナモトホール
5月25日（土）15:00開演
北海道・カナモトホール
コンサートツアーの詳細はこちら：
https://www.yamauchikeisuke.com/
山内惠介 レギュラー出演番組
STVラジオ
「山内惠介の歌一本勝負」
毎月第1月曜 18:30～19:00
https://www.stv.jp/radio/keisuke/index.html
RKBラジオ
「山内惠介の歌の道標」
毎週日曜日7:40～7:59
https://rkbr.jp/keisuke/
山内惠介 プロフィール
1983年、福岡県生まれ。99年、作曲家の水森英夫にスカウトされ、2000年に上京。
01年、シングル『霧情』でデビュー。
デビュー15周年となる15年に「NHK紅白歌合戦」初出場を果たし、以来連続出場中。
19年、47都道府県コンサートツアー開催。20年、4月よりデビュー20周年を迎え、
11月には日本武道館公演を開催。23年3月『こころ万華鏡』発売。
24年2月『紅の蝶』発売。
演歌界の貴公子として、広く親しまれている。
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