韓国、株主還元不十分な企業に罰則検討 上場廃止も

[ソウル 28日 ロイター] - 韓国の市場監督当局、金融監督院(FSS)の李卜鉉院長は28日、株主還元に関し一定の基準を満たさない企業に対する措置を検討していると明らかにした。長期的に株主還元を高められない企業への罰則を科す方向で検討している。

検討中の措置は、26日に発表した「企業価値向上プログラム」には含まれていないという。

李氏は、違反企業は上場廃止にするなどの措置もあり得るとし、何の改善もないまま長期にわたって上場が維持されるのは問題だと指摘した。

詳細が固まり次第発表する見通し。

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