2025年4月開催予定の「千葉国際芸術祭」に向けキックオフイベント

千葉国際芸術祭に向けキックオフ

 2025年、開催予定の「千葉国際芸術祭」に向けたキックオフイベントが2月28日、 千葉市の美術館で開かれました。

 トークイベントは、「なぜ千葉市に芸術祭が必要なのか?」をテーマに、芸術祭の総合ディレクターで、東京芸術大学の中村政人副学長や、千葉市の神谷俊一市長らが登壇しました。

 芸術祭の意義について中村総合ディレクターは、芸術祭によるアートプロジェクトが「地域の魅力を発芽させる」と強調すると、千葉市美術館の山梨絵美子館長も「芸術を日常に引き戻すもの」と説明しました。

 そして、神谷市長も街づくりの観点から「新しいものを生み出していく千葉市の未来作りのために不可欠」と述べました。

 千葉国際芸術祭は、「ひらく 街とこころ」をテーマに2025年4月から開催される予定です。

 地域とのつながりを深めた気鋭のアーティストによる作品展示のほか、芸術祭の会場として市民に身近な場所をアーティスト目線で掘り起こして活用するなど、市民参加型のアートイベントになるということです。

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