鹿児島銀行(鹿児島市)は28日、郡山明久代表取締役副頭取(66)が代表取締役頭取に就任する異動を決定したと発表した。松山澄寛代表取締役頭取(68)は相談役に就く。代表取締役副頭取には碇山浩美専務取締役が昇格する。
松山氏は持ち株会社の九州フィナンシャルグループ(熊本市)の代表取締役会長も退任。郡山氏が後任に就く。同グループの人事は6月の株主総会後で正式決定する。
郡山副頭取は鹿児島市出身、横浜国立大学経営学部卒。1980年に入行し、隼人支店長、人事部長を経て2010年に取締役就任。常務、専務を歴任し19年から副頭取。