ガソリン値上がり174円70銭 7週ぶり、原油価格が上昇

東京都内のガソリンスタンド

 経済産業省が28日発表した26日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査に比べ40銭高い174円70銭だった。7週ぶりに値上がりした。円安や中東情勢の緊迫化などを受け、原油価格が上昇したことが要因だ。

 政府が石油元売り会社に支給している補助金の効果で21円40銭抑制されたという。政府は全国平均価格を175円程度に抑えるために補助金を出している。29日からは1リットル当たり21円60銭を支給する。

 都道府県別では、29都府県で上昇し、13道県で下落した。残り5府県は横ばいだった。最高値は長野県の184円50銭。最も安かったのは徳島県の166円80銭だった。

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