岡山後楽園に春の訪れ告げる「松のこも焼き」 越冬した虫を駆除

岡山市の岡山後楽園で恒例の「松のこも焼き」が行われました。

造園会社の作業員が岡山後楽園の約240本の松に巻かれた「こも」を取り外していきます。

「こも」は、冬を越そうと中に入ってきた虫を駆除するため2023年10月に取り付けられました。

取り外した「こも」は、虫といっしょに焼き払われました。

松のこも焼きは後楽園の春の恒例行事で、この様子を撮影しようと多くの人がカメラのシャッターを切っていました。

(訪れた人は―)
「とても元気をいただきます。春が待たれます」
「初めて来たんですけど、松の木を大事にするという後楽園の精神がすばらしいなと思いました」

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