大手雑貨チェーン、無印良品が愛媛県松山市のいよてつ高島屋にオープンし、多くの買い物客で賑わいました。
無印良品として県内最大の売り場面積を誇るこちらの店。デパートへの出店にはどんな狙いがあるのでしょうか?
松山市のいよてつ高島屋5階にオープンした無印良品。
品質にこだわった生活雑貨を手ごろな価格で取り揃えています。
売り場面積はおよそ500坪と県内で最大。人気の食品コーナーに、スキンケア商品や衣料品などライフスタイルに合わせた幅広い商品が並びます。
28日は開店と同時に多くの買い物客が訪れ、店内は大賑わい。
県内初となる冷凍食品のコーナーには人気の韓国風のり巻き=キンパや、酒粕味のアイスクリームなどバラエティ豊かな商品がずらり。買い物客は次々と手に取っていました。
(買い物客)
「ごはんものを探していてお昼ごはん用にカレーと、スープ」
「広いというのが、いろいろな商品がそろっているのかなと。そこがいちばん楽しみだった」
今回、紳士服売り場のおよそ4割を無印良品のフロアに改装したいよてつ高島屋。
(いよてつ高島屋・小笠原さん)
「紳士服売り場でも様々な女性向けの商品などを扱っているので、ぜひ5階の無印良品に家族連れで来た時に、紳士服売り場もみてもらい新しい発見をしてもらいたい」
生活雑貨を扱うハンズやニトリエクスプレスに続く大型専門店の導入には、どのような狙いがあるのでしょうか?
(いよてつ高島屋・小笠原さん)
「やはり買い回りというものも意識している。生活雑貨の需要・ニーズはすごく大きなものがある。いろいろな品揃えのなかから選んでもらえたら」
「新しい時代のお客さん、いわゆる若年層のお客さんにも立ち寄ってもらうきっかけ作りというところでは、良い売り場作りができている」
いよてつ高島屋は、これから工事が本格化する市駅前の再開発もにらみ、随時、客のニーズに合わせたリニューアルを図ると説明しています。