MCモン、仮想通貨詐欺に関与?3度目となる証人出席要請を拒否…事務所がコメント

写真=マイデイリー DB

仮想通貨を上場させるという名目で裏金を受け取った疑いが持たれている女優ソン・ユリの夫でプロゴルファーのアン・ソンヒョンに関連する裁判所の証人に、歌手のMCモンが召喚されたが、彼はこれに応じなかった。

本日(28日)、所属事務所のMillion Marketは「MCモンが最近、ソウル南部地裁から証人として出席するよう要請された。今後、必要な場合は、裁判への出席を検討する」とし「ただし、MCモンは裁判内容と直接的な関係はない」と明かした。

続けて「該当事案に関する憶測は自制してほしい。MCモンに対する無分別な虚偽事実の主張と、それらを流布をする行為には、法的な対応を取る予定だ」と付け加えた。

先立ってこの日、韓国メディアのアジア経済は「ソウル南部地裁は“仮想通貨を上場させるという名目で裏金を受け取った”事件の公判で、MCモンに対して300万ウォン(約35万円)の過料が言い渡された」と報じた。

報道によると、MCモンは昨年12月26日と今年1月17日、2月14日の計3回にわたって証人召喚状を送付されたが、裁判所に出席しなかったという。

裁判所は「(シン氏以外の)証人の陳述が食い違っており、証人尋問の必要性がより一層高まった」とし「次の期日にも出席しなければ、拘引状を発行する」と明かした。

被告人はアン・ソンヒョンをはじめ、Bithumb Holdingsの元代表イ・サンジュン、Bithumbの実所有主と疑わているカン・ジョンヒョン、仮想通貨発行会社の関係者ソン氏ら4人だ。

MCモンは、アン・ソンヒョンとカン・ジョンヒョンの間で計50億ウォン(約5億7千万円)の資金がどのような理由で移動しているのかを知っている重要人物であると報じられている。アン・ソンヒョンとイ・サンジュンは、公訴事実を否認したが、カン・ジョンヒョンは容疑を全て認めており、30億ウォン(約3億4千万円)の他に追加で20億ウォン(約2億6千万円)を提供したと主張した。

検察はアン・ソンヒョンが2022年1月、MCモンが社内理事だったBig Planet Madeに、カン・ジョンヒョンから200億ウォン(約22億6千万円)の投資を受けられるようにする対価として、持株5%を取得し、これに対する保証金の名目で現金20億ウォンを受け取ったとみている。

また、MCモンは持株5%を貰う約束をしていたが、同年4月、彼が米7万ドル(約1050万円)を海外に持ち出そうとして、税関に摘発された。これにより実際に投資が行われていないにも関わらず、アン・ソンヒョンが20億ウォンを返還しなかったとカン・ジョンヒョンは主張した。

このように食い違う双方の陳述により、裁判部はMCモンの陳述が必要だと判断したが、彼は証人召喚に応じなかった。

次の公判は3月12日に行われる。

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