「Galaxy Ring」、ライバル超えのバッテリー持続時間が明らかに

By 多根清史

2024年初め、サムスンはスマートリング「Galaxy Ring」を予告。そして、2月26日からスペインで始まった国際展示会MWC Barcelona 2024で、ついに実物を公開しました。

↑少しずつ機能が明らかになる「Galaxy Ring」(画像提供/サムスン)

サムスンは24時間365日装着しやすいフィットネストラッカーを目指し、Galaxy AIと深く統合すると概要を述べつつ、詳しい機能や価格、発売日については明らかにしていません。

そんな中、同社の幹部がGalaxy Ringのバッテリー駆動時間や身体のどんな情報を追跡できるのかについて少し語りました。

サムスンのモバイル部門トップであるTM Roh氏は、MWC 2024でSKグループ(韓国の財閥)会長とSKテレコム(韓国最大の携帯電話事業者)社長にGalaxy Ringを紹介。そのときに話された内容から注目すべき点を著名リーカーのRevegnus氏が抜き出しています。

TM Roh: "With Galaxy Ring, you can use it for up to 5 to a maximum of 9 days without the need for recharging.

(Omitted)

It doesn't support calling functions yet, but it can measure sleep information and blood oxygen saturation. There's a sensor attached to the Galaxy Ring that… pic.twitter.com/na8d6Bzb7o

— Revegnus (@Tech_Reve) February 27, 2024

それによれば、Galaxy Ringは1回の充電で5日~9日間も持つとのこと。これはサムスン製スマートウォッチのGalaxy Watch5 Pro(約80時間)よりはるかに長いものの、Galaxy Fit3の13日間には及びません。とはいえ、競合するOura Ringの最大7日間は上回っています。

また、Galaxy Ringは内側に配置されたセンサーにより、睡眠情報や血中酸素飽和度も測定できると明らかにしています。さらに「携帯電話に情報が送れる」つまり紐付けしたGalaxyスマートフォンなどにデータを転送し、Samsung Health(サムスン純正の健康管理アプリ)と同期できるようです。

ほかにも、MWC 2024の会場では、Galaxy Ringには3つの色(セラミック・ブラック、プラチナ・シルバー、ゴールド)や異なるサイズがあることも明かされました。

サムスンはGalaxy Ringを、2024年後半に発売すると予告しています。次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」も7月に発表が噂されており、Galaxy Ringと同時発売になるのかもしれません。

Source: Tech M
via: Sammobile

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