一晩で親族103人を失う……ガザ市の空爆で

パレスチナ自治区ガザ地区の北部ガザ市に住んでいたアフマド・アル・グフェリさんは、イスラエル軍による空爆で、妻と3人の娘、母親と兄弟、その家族など、あわせて103人の家族を殺されたという。

亡くなった中には、98歳の祖母や、生後9日の赤ちゃんもいた。

アフマドさんはこの攻撃当時、ガザ市から80キロ離れたヨルダン川西岸地区にいた。

夫婦の夢だった家を買うためにテルアヴィヴで働いていたアフマドさんは、開戦以降、ガザに帰れずにいた。

生き延びたアフマドさんの親族はわずか数人。

そのうちの一人、ハミドさんは、攻撃はまるで炎の帯のようだったと語った。

イスラエル軍はその日の空爆を関知していないと述べている。

ルーシー・ウィリアムソン中東特派員が取材した。

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