小5娘「パパなんて嫌い!」始まってしまった【反抗期】に落ち込む夫 → その姿に、娘が取った行動は!?

多くの人が一度は通ったことがあろう<反抗期>。
可愛い我が子であっても、いざ反抗期を迎えられると、グサッとくる言葉を言われることもありますよね。今回は筆者の友人から聞いた、ほっこりエピソードをどうぞ。

娘を愛してやまない夫

私は、小学5年生の娘がいる主婦です。

我が家に子どもは1人だけ。
それも娘と言うこともあってか、夫はまさに《娘命》。

産まれてから現在まで、毎日のようにデレデレしています。

「大好きだよ~」
「可愛いねえ」
「本当に天使だよ♡」

娘もその溺愛っぷりに応えるように、パパ大好きっ子に。

まるで、娘と夫がカップルのように見えて、嫉妬してしまうときもありました。

娘も年頃になり、反抗期を迎えた

しかし、娘が成長していくにつれ、だんだんと反抗期に突入。

ある日、学校から帰ってきた娘は、ちょっと悲しそうに夫にこう告げました。

「もうパパって呼ばない」
「みんなお父さんって呼ぶんだって」
「もうパパとママと一緒に寝ないから」

どうやら友達に、呼び方や一緒に寝ていることを馬鹿にされた様子。

<反抗期や思春期を迎えたのねえ>としみじみ思っていると……。

「そんなのパパ悲しいよ!」
「天使の寝顔が見れないなんて嫌だ!」
「反抗期なんてダメだぞ!」

夫から猛反対があったのです。

確かに《娘命》の夫のことを思うと少しかわいそうですが、これも成長している証。

「もう良い年頃だから」
「尊重してあげないと」
と私は娘の味方をしますが、全く聞いてくれません。

禁断のグサッと言葉を言われて夫、撃沈……

そのうち、
「好きな男の子でもできたのか!?」
と暴走する夫。

その姿に嫌気が差したのか
「なんだっていいでしょ!」
「パパには関係ない!」
と娘もバチバチに。

最後に夫が一番言われたくない
「パパなんて嫌い!」
との言葉を残して、部屋に戻ってしまいました。

それから夫は意気消沈。

まるで屍のように
「悲しい寂しい」
「もうパパなんて要らないんだね」
と嘆くように。

翌朝になってもそれは変わらず。
1人でズドーンと落ち込んでいました。

すると、娘からまさかの反応が!

可愛い娘とチョロい夫にほっこり

次の日の夜、未だに魂が抜けたかのようにソファに座ったままの夫。

このままだと正直面倒だなあ、と思って私からフォローしようとすると……。

「パパ、嘘だよ~」
「本当は大好きだよ」
「だからもう落ち込まないで」

父親の情けない姿を見た娘が、優しく寄り添ってあげたのです。
これには夫も、元気満タンに!

「よかったあ!」
「パパも大好きだよ~♡」
と頬ずりしようとする夫と、それを何気なく避ける娘。

そんな2人の姿を見て
「また子離れが遠ざかりそうね」
と思いつつ大爆笑しました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

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