日本酒使った大人向けや能登産素材…全国から300種、バウムクーヘン博覧会 推しの味に投票を 神戸阪急で3月5日まで

約300種類のバウムクーヘンをそろえた会場=神戸市中央区小野柄通8、神戸阪急

 全国から約300種類を集めた「バウムクーヘン博覧会」が28日、神戸阪急(神戸市中央区)本館9階で始まった。各地の名産品を使った「ご当地バウム」や写真映えする商品などが並び、初日からにぎわった。3月5日まで。

 洋菓子のユーハイム(神戸市中央区)を中心とした実行委員会が2016年から開催し9回目。今回はエリアを広げ、過去最多の26ブランドがブース出店する。

 会場には、伝統的な商品からグルテンフリー、香り豊かなものまで多彩なバウムがずらり。石川県の「ツキトワ by meigetsudo」はブースに「#まけるな能登」と掲げ、能登産の素材を使った商品を販売。愛知県のキングファームは、泉酒造(神戸市東灘区)の日本酒「仙介」を使った大人向けのバウムクーヘンを限定販売する。

 ご当地バウムに投票する「ファイナルクーヘン総選挙」の投票所や、バウムに模したリングを投げて景品を狙う輪投げコーナーもある。ユーハイムの担当者は「バウムクーヘンがこれだけそろうのはこの博覧会だけ。地域それぞれの特徴も楽しんでください」と話す。

 入場無料。午前10時~午後8時(3月5日は午後6時まで)。(大盛周平)

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