春の火災予防運動を前に林野火災を想定した消防訓練 林野火災の約6割はこの時期に集中【岡山】

あさって(3月1日)から全国一斉に春の火災予防運動が始まるのを前に、この時期に多発する林野火災を想定した消防訓練が岡山市できょう(28日)行われました。

訓練は、たき火が燃え広がり林野火災に至ったという想定で行われました。通報を受けた岡山市消防局が出動し、地元の消防団と連携。ドローンによる上空からの偵察や、消防ヘリを使うなどして消火活動の流れを確認していきました。

岡山市消防局によりますと、過去10年間で発生した林野火災のうち約6割が2月から4月に集中して発生していて、空気が乾燥するこの時期は自宅などでも火事に十分注意をしてほしいと話しています。

(岡山市南消防署 文谷裕民署長)「火を消すことの確認や電気配線からの火事も多いのでしっかりコンセントなどの周りの掃除や確認をしてほしい」

林野火災の出火原因はたき火やタバコなどによるものが圧倒的に多く、岡山市消防局では普段から防火意識を高めてほしいと呼びかけています。

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