他界した『フレンズ』出演俳優のXアカウントが乗っ取られる 詐欺サイトでユーザーに寄付を誘導

人気ドラマ『フレンズ』のチャンドラー・ビング役で知られる故マシュー・ペリーさんのXアカウントが、ハッキングされたことが分かった。昨年、56歳で亡くなったマシューさんのXアカウントが、マシュー・ペリー財団ではなく、別サイトに寄付をするよう促す詐欺のハッカーに乗っ取られていたという。

財団はインスタグラムで説明した。「マシューの公式Xページがハッキングされ、暗号通貨で寄付を募る詐欺サイトにユーザーを誘導しているという報告を受けました」「このサイトに寄付したり、詐欺行為の投稿をソーシャルメディアでシェアしたりしないでください」

「MatthewPerryFoundation.orgは財団に関連する唯一のウェブサイトであり、このサイトを通じてのみ寄付を受け付けています」「こちらはマシュー・ペリー財団の唯一の公式インスタグラムアカウントで、財団からの公式な連絡のみを投稿しています」

昨年10月28日に「自宅のプールで無反応」の状態で発見されたマシューさんは、その後「ケタミンの急性作用」による事故死と断定された。

マシューさんの訃報を受け、『フレンズ』の共演者たち(ジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、リサ・クドロー、マット・ルブラン、デヴィッド・シュワイマーら)は当時、「マシューを失い、私達は完全に打ちのめされています。私達は共演者以上のものでした。私達は家族だったのです」などと共同声明を発表していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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