【特集】インドネシアのサファリパークのフレンズたち! イントロダクション(目次)

インドネシアちほーのフレンズに会いに行こう!

「けものフレンズ」

テレビアニメは2017年1〜3月、放送され、話題を呼んだ。ジャパリパークのさばんなちほーに突然、現れた主人公のかばんちゃん(ヒトだが自分が何者かわからない。持ち物から「かばん」と名付けられる)が、サーバルキャットのサーバルちゃんとともに、じゃんぐるちほー、ゆきやまちほーなど、パーク内を旅しながら、パークやフレンズたちを守るために奮闘する。

「けものフレンズ」ちょっとした考察とサファリパーク

かばんちゃんがサーバルちゃんに出会った時の第一声は「食べないでください!」、サーバルちゃんは「食べないよー!」と答えます。この「食い合わない」というのがパークの重要なテーマ。では、何を食べているのか?と言うと、「ジャパリまん」を食べたり、カフェでお茶を飲んだりしています。動物にとって根源的な生存手段である「食べ物を探すこと」から解放されています。

もう一つの特性は「しゃべる」こと。動物がしゃべるというのは、「ナルニア国物語」的でもあります。ヒトのいない、しゃべる動物だけの世界にヒトが迷い込み、ヒトの力によってさまざまな問題が解決されていく、というのも似ています。「ナルニア」的なパラレルワールドが描かれているのかもしれません。

さて、ボゴールの「タマンサファリ(=サファリパーク)」は動物の放し飼いが基本なので、檻の中に動物たちがいる「動物園」とは違い、まさに「パーク」です。エリアは「肉食」「草食」で分けられていますが、その中にはいろんな動物が雑多に入っています(肉食の中にはトラ、ホワイトタイガー、ライオンなど。草食はさらに雑多で、牛、鹿、リャマ、ラクダ、ヒクイドリなど)。もちろん、えさをもらっているので、お互いにけんかをしたり、ましてや食い合うことはありません。このため、「フレンズ」的であります。

凡例
→(赤)インドネシアちほーの動物/(黄)海外ちほーの動物

食肉目 ネコ科 ヒョウ属→目 科 属
ジャワヒョウ→種の名前(日本語)
Javan Leopard→英語名
Panthera pardus melas→学名
Macan Tutul Jawa→インドネシア語名

Taman Safari
Jl. Kapten Harun Khabir No.724, Cisarua, Bogor/8:30(土日祝8:00)-17:00(土日祝17:30)。ナイト・サファリは土のみ18:30-21:00、園内はバス使用/入場料:インドネシア人とKITAS保持者は大人15万ルピア、子供(1〜5歳)14万ルピア。KITASを保持しない外国人は大人30万ルピア、子供25万ルピア。車の入場料は1台1万5000ルピア、園内のバス料金は1人2万ルピア。

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