大きな車窓、緑と青の車両…「美しい東北楽しんで」新観光列車『SATONO』お披露目 JR東日本

「東北の豊かな風土」を感じてほしい。この春から、JR磐越西線などで運行が始まる新たな観光列車が28日、郡山駅でお披露目されました。

お披露目されたのは、4月から福島県内を含む南東北3県で運行が始まる観光列車「SATONO(さとの)」です。

「東北の郷」を感じてほしいと名付けられたこの車両。1両目は、草木や山々をイメージさせる「緑」、そして2両目は、川の流れや澄んだ空気を連想させる「青」を基調とした異なるデザインの2両編成となっています。

東北地方の美しい風土を楽しんでもらおうと、車内には工夫が…。

阿部正輝記者「車内で印象的なのは、こちらの大きな窓です。大きさは縦横およそ1メートルずつで、この大きな窓から東北の雄大な自然を眺めることができます」

大きな車窓で「快適な旅」を…

まるで、車内にいることを忘れてしまうくらい景色を広く見渡せる大きな車窓。

さらに、1両目は4人まで利用できる全席テーブル付きのボックス席となっていて、家族連れの旅行をいつもより特別なものにしてくれます。また、2両目もゆとりのあるリクライニングシートを採用していて、快適な旅を演出してくれます。

JR東日本 地域連携ユニット・戸田憲介さん「始めは磐越西線から始まるが、その沿線に合わせた魅力をそれぞれ沿線に合った形で提供していく」

利用料金は、乗車券のほかに1号車が2000円、2号車が840円となっています。「SATONO」は、県内では、JR磐越西線の郡山―喜多方間を4月6日から、土日祝日を中心に、不定期で運行します。

▼【画像を見る】に「SATONO」の写真を多数掲載しています。

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