Jun Futamata、アイスランドレコーディング作品アルバム『あなたの骨が、オパールにかわる頃』をリリース

アイスランドのシガーロススタジオにてレコーディングした作品を連続リリースしているJun Futamataが、アルバム『あなたの骨が、オパールにかわる頃』を2月28日(水)にリリース。

Jun Futamataの2ndアルバムとなる今作は、昨年2月からリリースしてきた計9曲のシングルを含む全12曲を収録。全曲アイスランドのシガーロススタジオ、及びアイスランドでフィールドレコーディングされた音源で構成されています。

参加したミュージシャン、エンジニアも豪華。ストリングスは、ビョーク本人から最も信頼されるヴァイオリニスト、ウナ・スヴェインビャルナルドッティル率いるシッギストリングカルテット(ビョーク作品『ホモジェニック』『ヴァルニキュラ』、最新作『フォソーラ』、ヨハン・ヨハンソンなどのアルバムに参加)。

ピアノは、北欧アイスランド最大級の音楽フェスAirwavesにてオープニングアクトを勤め、さらにオーラヴル・アルナルズのピアノrework作品に抜擢されるなど、最前線で活躍する若手最注目ピアニストMagnús Jóhann。

ゲストヴォーカルは、ソロ・プロジェクトをはじめ、Lily Chou-Chou、salyu × salyuなど数々のコラボレーションでも異彩を放つ、シンガーSalyu。それと2021年アイスランド音楽賞フォーク・アルバム・オブ・ザ・イヤー、女性ヴォーカリスト・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた実力派シンガーJelena Ćirić。

レコーディングエンジニアはFrancesco Fabris。録音は、2023年アカデミー賞で音楽賞を含む4冠を受賞した映画『西部戦線異状なし』にも参加したFrancesco Fabris(Bedroom Community)。

光の陰影が印象的なジャケット写真は、アイスランドのDettifossにて白夜の夜に撮影されました。(撮影: 吉村奈々)

アルバムは、配信、アナログ・レコード、カセットテープにてリリースされます。

また、今作の発表にあわせて配信限定で、「胎盤 feat.Salyu」のセルフカヴァー・ヴァージョン=「胎盤 - Waterbird Habitat -」も収録されています。元曲とは全く異なる世界観で、ゆったりと歌いあげるこのヴァージョンは、Jun Futamataの持ち味であるイノセントで透明感のある歌声を活かしたヴォーカリーズ作品。アンビエント、チルアウトの要素も融合された心地よい楽曲に仕上がっています(アナログ・レコードには、胎盤 feat.Salyuのセルフカヴァー・ヴァージョンは未収録)。

さらに、今作のリリースを記念したライヴ情報も発表されています。4月10日(水)東京・NEPO吉祥寺にて、〈Jun Futamata あなたの骨が、オパールにかわる頃 Release LIVE〉が開催されます。チケットは2月28日より予約開始となっています。

TVアニメ『REVENGER』(藤森雅也監督・虚淵玄ストーリー原案)の劇伴を手がけるなど、ポストクラシカルやアンビエント、現代音楽から、環境音楽、ミニマル、クラシック、エレクトロニカに至るまで、幅広いリスナー層を魅了する彼女が作り出す最新作に期待が集まっています。

© 株式会社シーディージャーナル