ヤクルト・髙津監督「試練の一部だと思う」…故障者多くキャンプ採点は50点

◆ 田口と奥川が一軍キャンプから離脱…

ヤクルトは28日、沖縄・浦添キャンプを打ち上げ、就任5年目となる髙津臣吾監督(55)は「50点」とキャンプを総括した。

「若い選手が元気かなと思いました。動きも発する声も、すごく元気があってよかった」と評価する一方、「満点ではないね。80点もない。50点」とケガ人が多かったこともあり厳しめの採点となった。

大事には至らなかったが、キャンプ序盤に村上が左臀部を痛め一時別メニュー。その後も田口と奥川がコンディション不良により一軍キャンプ地を離れた。

指揮官は「これだけケガ人が出たら戦えない。戦えないって言ったら失礼だけど、やっぱりあんなに声を大にして、こうしたいああしたいっていうふうに思っていても、やっぱりうまくいかないことってたくさんある」とトーンダウン。それでも「試練の一部だと思うし、それを何とか工夫してやっていくのが監督の仕事だと思っている。いる人でやっていく、やっていかなきゃいけないんだろうなと思っています」と、約1ヵ月後のシーズン開幕へ気持ちを切り替えていた。

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