28日未明、広島県福山市の市道でパトカーが追跡していた原付バイクが転倒し、少年がけがをしました。
警察によりますと、28日午前3時35分ごろ、福山市昭和町の市道で、県警自動車警ら隊員が、同乗者がヘルメットをかぶらず、2人乗りをしていた原付バイクを発見。パトカーの赤色灯を点灯し、サイレンを鳴らして追跡したところ、100メートル先の福山市霞町にある駐車場で転倒しました。
この事故で、原付バイクを運転していた尾道市の男子高校生(17)が膝の骨を折るけがをしました。
同乗していた知人の少年(17)にはけがはありませんでした。
県警自動車警ら隊の富岡裕司副隊長は「現時点で追跡行為は適切と考えているが、事故原因を究明して、適切に対応する」とコメントしています。