列車の乗客乗員や駅員が危害を加えられる事件が全国的に相次いでいることを受け能代市にあるJRの駅で対応訓練が行われました。
列車内で男が刃物をもって暴れるという非常事態。乗客を誘導する手順や警察・消防との連携などを確認しました。
東能代駅で行われた訓練にはJRや警察、消防など57人が参加しました。
列車内に不審な男が現われ刃物を持って暴れ出す想定で、主に警察が到着するまでの初動対応を確認しました。
車内放送♪
「車内で非常事態が発生しました お客様はただちに車両から降りてください
車内で非常事態が発生しましたお客様はただちに降りてください」
駅員は被害が拡大しないよう連携して乗客を誘導したり、刺す又を使って警察が来るまで男をけん制するなどしました。
緊急時にはそれぞれが役割を見極め対応にあたることが重要になります。
警察が到着したあとはけがをした人の応急処置をはじめ状況の把握に努め消防へと引き継ぎます。
JR秋田支社は今後も訓練を重ね防犯体制を強化することにしています。