秋田ロータリークラブは、奉仕活動などで地域に貢献した個人や団体に毎年、歯車賞を贈り表彰しています。
今年は生活困窮者などを幅広く支援しているNPO法人あきた結いネットに歯車賞が贈られました
秋田ロータリークラブは会社の経営者などでつくるボランティア団体です。
現在102人の会員がいて、地域のために活動する個人や団体にシンボルマークに因んだ歯車賞を贈ってその功績をたたえています。
今年は、秋田市で活動するNPO法人、あきた結いネットに贈られました。
ホームレスや刑務所の出所者、障害者などの住宅の確保をはじめ生活や自立をサポートしているほか、去年の大雨で被害にあった人たちの支援にも継続して取り組んでいます。
あきた結いネットの坂下美渉理事長は「私たちは制度の狭間の方達のご支援をしていますのでそういった取り残される方がいない社会っていうところを最終的には目指していきたい」「生きるためには衣食住に加えて、居場所ややりがいが必要で、今後も一人ひとりが満たされるサポートを続けたい」と話していました。