ロシアのウクライナ侵攻から2年 民族楽器奏者がチャリティーコンサート 祖国への思いを込める 仙台・青葉区

ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年が経ちました。仙台市青葉区で開催されたチャリティーコンサートで、ウクライナ出身の民族楽器奏者が祖国への思いを込めて演奏を披露しました。

ウクライナの民族楽器バンドゥーラの演奏を披露するカテリーナさんは、ウクライナ出身で18年前に来日し日本国内で活動するプロのバンドゥーラ奏者です。

ボランティア団体、国際ソロプチミスト仙台が主催したコンサートには約350人が訪れ、バンドゥーラの美しい音色に聞き入っていました。

「ウクライナの今の情勢を見てこの歌を聴いて感動して、本当に早く平和になってほしい。歌もバンドゥーラもとても素晴らしかった」「私たち日本人が一体何ができるのかということを考えながら、目を瞑って聞かせていただきました」

バンドゥーラ奏者カテリーナさん「ウクライナの事をもっと多くの方に知ってもらいたい。歌、音楽でウクライナの美しさを伝えることができたらいいなと思った」

コンサートの収益の一部は、国連難民高等弁務官事務所を通じてウクライナの難民支援に役立てられるということです。

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