桜開花予想 青森市は4月18日/気象協会

 日本気象協会(東京)は28日、今年2回目となる全国の桜開花予想を発表した。青森県関係では、青森市が1回目の予想から1日早まり4月18日となった。平年の開花日から4日早く、過去に例のない早咲きだった昨年からは11日遅い。

 同協会によると、昨年12月から今年2月にかけての気温は全国的に平年より高く、特に1月にかけての高温では温暖な地域で寒さにより桜の芽が目覚める「休眠打破」の遅れにつながったと考えられる一方、2月の高温は各地の開花が早まる方向に働いたと推測している。

 3月上旬の気温は平年より低め、中旬から下旬は平年並みか平年より高く推移する所が多くなるとし、開花は全国的に平年並みか平年より早くなると見込んでいる。

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