なでしこジャパン（日本女子代表）は28日、パリ五輪2024女子サッカーアジア最終予選の第2戦で朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）女子代表と対戦し、2-1で勝利して本大会出場を決めた。
中立地のサウジアラビアで行われた第1戦を0-0で引き分けた日本。第2戦は勝てばパリ五輪への切符を手にする大一番とあって、開催地の東京・国立競技場には20,777人の観衆が詰めかけた。
日本は、第1戦の先発から2名が変更。左サイドバックの古賀塔子に代わって北川ひかる、左サイドの植木理子に代わって上野真実が起用された。
試合は前半25分、セットプレーのこぼれ球を高橋はなが左足で押し込んで日本が先制に成功。その後は拮抗した展開が続いたが、後半31分には清水梨紗が右サイドを個人技で突破し、クロスボールを藤野あおばが頭で合わせて追加点を決めた。
アウェイながら熱烈な声援を受ける北朝鮮も後半36分、キム・ヒェヨンがゴールを決めて1点差に詰め寄るが、日本は残り時間を耐え切った。
2戦合計2-1で勝利した日本は、2大会連続6度目となる五輪出場を決めた。
