物や家具をくっつけ過ぎない!「黒」を効かせる!どの場所にいても癒される家

物が多くても、インテリアショップのルールを生かして飾ればおしゃれに見えます。お気に入りの雑貨や本に囲まれながら、体も心もゆっくり休ませる暮らしを大切にしています。くつろぎの家時間をご紹介します。

<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 iさん(福岡県 40歳)
夫(39歳)、長女(8歳)の3人家族。パート勤務。独身時代はインテリアショップ「unico」でディスプレイを担当。今は長女と「ちいかわ」の推し活に励む日々。インスタグラム@inkrior

◎HOUSE DATA◎
賃貸メゾネット/築19年/2LDK(59平米)

インテリアショップのルールを生かして飾る

壁飾りは「枠」を決めて、その中でひし形を意識するとバランスがいい

インテリアショップで壁のディスプレイを担当していたときに心がけていたのは、飾るエリア全体の「枠」を決めること。また「その枠の中に大きなひし形をはめ込むように縦横の配置を決めると、センスよく見えます」。

家具はべったり壁につけず間を少し空けると部屋に抜け感が

「部屋の隅は視線が集まりやすく、そこに物が集まっていると閉塞感が出やすいんです」。だから家具は少し間を空けて配置。空いた場所に植物を置くのも◎。

雑貨は「三角形」を意識して飾るだけでセンスアップ

「雑貨を飾るときは、高さをそろえて横一線に並べるよりも、中心を高くしてなんとなく三角形になるように並べます。そうすると動きやリズムが生まれて、おしゃれに見えます」。

物が多いコーナーは「黒」を効かせ色にするとしまって見える

本棚も家族共用の机まわりも、ナチュラルカラーだけでまとめず、「黒」の箱や家具をちょい交ぜ。「黒を少し足すと、空間がぐっとカッコよくなるんです」。

体も心も「ゆっくり休ませる」ことを大切にする

朝と夜、1杯の白湯で体の内側からじんわり

「朝、子どもを学校に送り出した後や晩酌の後(笑)は、大好きなカップで白湯を飲み、体を温めます」。シュンシュンとお湯が沸く音や、ほわ~っと立ち上る湯気にも癒されます。

眠る1時間前には照明を落として部屋も自分もくつろぎモードに

夜9時を過ぎたら主照明を消し、間接照明だけに。「蛍光灯は使いません。体も心もリラックスする淡い光で、夜のくつろぎモードに切り替えます」。

娘と話す時間も毎日の癒し。そのゆとりはなくしたくない

「早朝出勤の夫は毎晩9時就寝なので、夫が寝た後の30分は長女とYouTubeを見て、推し活の話で盛り上がります」。長女の話をゆっくり聞ける至福のとき。

ベッド脇のアロマソケットで好きな香りに包まれ眠る

「無印良品」のセミダブルとスモールのベッドをくっつけた、家族の寝室。「足元には常夜灯を兼ねたアロマソケットをつけ、ウッド系の香りに包まれて眠ります」。

参照:『サンキュ!』2024年3月号「『家時間』を楽しんでる人の暮らしルール」より。掲載している情報は2024年1月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/竹下美穂子 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部

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