新型コロナ感染者、島根・鳥取両県とも減少も、依然高水準 まだ流行続いている

 山陰両県で19~25日に報告された1定点医療機関当たりの新型コロナウイルスの感染者数は島根が前週比0.74人減の7.42人、鳥取が1.28人減の9.41人だった。両県とも前週から減少したものの、依然として高水準で、全国的に流行が続いていることから、両県が感染予防を呼びかけている。

 島根県は3週連続で減少。感染者数は282人で、保健所管内別の内訳は、松江(定点医療機関11)82人▽出雲(9)75人▽浜田(5)41人▽益田(5)30人▽雲南(3)25人▽県央(3)19人▽隠岐(2)10人-。26日時点の入院患者は147人で、重症者は4人となった。

 鳥取県の感染者数は273人で、保健所管内別内訳は、米子(11)113人、鳥取市(12)98人、倉吉(6)62人。米子、倉吉両保健所管内の1定点当たりの感染者数は流行注意報基準(10人)を超えている。

 インフルエンザは、島根が1定点当たり0.86人減の5.61人、鳥取が1.51人減の7.97人といずれも減った。松江保健所管内は9.55人と注意報レベルに迫っている。

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