マイケル・オブ・ケント王子夫妻、娘の夫トーマス・キングストン氏が死去

故エリザベス女王の従弟であるマイケル・オブ・ケント王子夫妻の娘の夫、トーマス・キングストン氏が死去した。45歳だった。同夫妻の娘レディ・ガブリエラ (42) の夫で投資家のキングストン氏は、25日(日)夕方にグロスターシャー州の自宅で死亡しているのが発見された。

英国王室は、がん闘病中のチャールズ国王(75)と妻のカミラ王妃(76)が、レディ・ガブリエラとキングストン氏の家族に「心からのお悔やみと祈り」を捧げると声明を発表した。

27日(火)夜に発表されたその声明の全文にはこうある。「国王夫妻はトーマスさんの訃報を受け、マイケル・オブ・ケント王子夫妻、そして彼を知るすべての人々とともに、家族の最愛の一員の死を悼んでいます」「特に両陛下は、レディ・ガブリエラとキングストン家の家族全員に心からのお悔やみと祈りを捧げておられます」

レディ・ガブリエラ、キングストン氏の両親であるマーティン・キングストン夫妻、そして姉妹のジョアンナ・コノリー氏、エマ・マレー氏に代わって出された別の声明には、こう綴られている。「私たちの最愛の夫、息子、兄弟であるトーマス・キングストンの死を深い悲しみと共にお知らせします」「トムは、彼を知るすべての人々の人生を明るくした特別な人でした。彼の死は家族全員に大きなショックを与えています。彼の死を悼む間、私どものプライバシーを尊重してくださいますようお願いします」

救急隊が、キングストン氏の死亡現場に駆け付けたのは、日曜日の午後6時過ぎだったという。死因を特定するための検死が行われる予定だが、疑わしい状況はなく、他の関係者もいないという。

ウィリアム皇太子(41)が火曜日、昨年1月に82歳で死去した教父コンスタンティノス2世の追悼式を欠席したのは、キングストン氏の死が理由ではないと考えられている。

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