ニコール・キッドマン、テイラー・スウィフト父を暴行で通報したパパラッチに対し過去に接近禁止命令を獲得

ニコール・キッドマン(56)が、先日テイラー・スウィフトの父親に暴行を受けたとして警察に通報したパパラッチに対し、以前接近禁止命令を獲得していたことが明らかになった。

『アイズ ワイド シャット』のニコールは、シドニーの自宅で盗聴器が発見されたことから、フリーランス・カメラマンのベン・マクドナルドとその友人ジェイミー・フォーセットに対する接近禁止命令を申請、2005年1月に許可され、2人はニコールやその自宅から最低でも60フィート(約18メートル)離れるよう命じられていた。当時ニコールは、身の安全を心配するあまり、自宅から出られない状態だと主張していた。

ページ・シックスによると、ベンは27日(火)未明に、シドニーのノース・ショアで、テイラーの父親スコット・スウィフトさんに暴力を振るわれたと通報したといい、フェリーふ頭で行われていたパーティーからテイラーと共に出てきたスコットさんが、「駆け寄ってきて」左側の顔面を殴ったとベンはデイリー・メール紙に説明している。挑発するようなことは何もしていないというベンは「おそらく娘を守らなければと思ったのでしょう。なんらかの理由でね。23年間、あんなことは見たことがありません」と振り返っている。

当時撮影された動画には、両側をボディーガードに守られながら、黒の傘で上半身を隠すテイラーと腕をくんで歩くスコットさんの姿と、「あの男は誰だ?」という男の声が捉えられているものの、2人が衝突したとみられカメラが揺れていることから、実際の暴行は映っていない。

一方でテイラーのスポークスパーソンは、声明を発表、パパラッチが「強引」な態度をとってきたとして、「2人がテイラーに強引に近づいてきて、警備担当者をつかみ、女性スタッフの1人を海に投げると脅してきました」と説明している。

また事件発生当初ニューサウスウェールズ警察のスポークスパーソンは、「ニュートラル・ベイ・ワーフで71歳の男性が51歳の男性に暴行した」と若い方の男性から通報を受け、男性が医療処置を必要としていないものの捜査中であることをE!ニュースに対し話していた。

© BANG Media International