4年に1度=人生で約21回だけ!うるう年「2月29日」の過ごし方

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。

この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。

さて、今年はうるう年。今日は4年に1度しかない2月29日です。ということで、『お金そのもの』ではなく、「お金で買えない大切な日」について考えてみましょう。

厚生労働省による令和4年簡易生命表の概況によると、日本人の平均寿命は、男性が81.05歳、女性が87.09歳です。

女性の場合、87年の寿命まで生きるとすると、うるう年は21回だけ。そう考えると、2月29日は、お金に代えがたい貴重な1日、という気がしてきませんか?

私がそんな風に考えるようになったのは、40歳を過ぎてからです。4年に1度のオリンピックがアニバーサリーに感じるように、特別な2月29日を大切に過ごしたいと思っています。

ということで今日は、仕事がある平日でもできる、4年に1度のアニバーサリーデー「2月29日」の過ごし方アイデアをご紹介します。

人生で約21回だけ!「2月29日」の過ごし方

【1】タワーにのぼってみる

観光でないと行かない東京タワーやスカイツリー、私が住んでいる札幌ならテレビ塔などのタワーにのぼると、普段見ない景色が見られて、特別感を感じられます。

タワーがない土地なら、夜景の見えるところもよさそう。いずれにしても、普段行かないような場所に行ってみると、思い出にもなります。

【2】親に電話してみる

普段連絡をする機会の少ない親に「うるう年」をきっかけとして、電話してみるのはいかがでしょうか?

私は先月父を亡くし、もっと親と話したりすればよかった、と今感じています。あたりまえのような存在の大切さに気付く日、にしてもいいですね。

【3】仕事や家事を早く切り上げ、自分時間をつくる

終わりの見えない仕事や家事を、思い切って見ないフリをして、自分時間をつくるのもおすすめです。

レイトショーの映画に行ってもいいし、買ったまま読まずに溜まっている本を読んだり、スーパー銭湯でほっこりしたり、大切な人と会う時間をつくったり…。

自分の好きなことをするスペシャルタイムを過ごすのも素敵ですね。

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あっという間に明日から3月。つまり、1年の6分の1が終わります。

4年に1度の2月29日、お金には代えがたい特別な時間を過ごして、3月からまた仕事や家計管理をを頑張りませんか。

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