米共和指導部から11月引退へ マコネル院内総務、議員職は継続

マコネル院内総務(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米上院共和党トップのマコネル院内総務(82)は28日、11月に党指導部から引退すると表明した。上院議員の職は現在の任期が切れる2027年1月まで続ける方針。自身の年齢を考慮し、次世代に引き継ぐ時期が到来したと判断した。

 マコネル氏は上院院内総務を史上最も長く務め、歴代米大統領の政権運営に影響力を行使してきた。昨年には複数回、記者対応中に放心状態で無言になり、高齢による衰えが危ぶまれていた。

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