松下洸平×井之脇海×木戸大聖、『9ボーダー』出演決定 川口春奈ら3姉妹の重要な存在に

川口春奈が主演を務める4月期のTBS金曜ドラマ『9ボーダー』に、松下洸平、井之脇海、木戸大聖が出演することが決定した。

10代、20代、30代……年齢を重ねていくと誰もが直面する「大台」の年齢への期待と不安。特に女性の人生には、就職、恋愛、結婚、出産、育児など、課題が次々と訪れ、何かと制約やタイムリミットが設定されてしまいがち。本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹を主役としたヒューマンラブストーリー。父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結した3姉妹が、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を描く。

プロデューサーを務めるのは、『下剋上球児』『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』『最愛』などTBSで数々の話題作を仕掛けてきた新井順子。脚本を手がけるのは、同じくTBSで『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』『恋はつづくよどこまでも』などを手掛けた金子ありさが担当する。新井と金子は『中学聖日記』や『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』でもタッグを組んでいるが、川口主演の火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』も担当。2021年の同作以来3年ぶりに3人が集結する。

監督は、小説家兼映画監督で、映画『ずっと独身でいるつもり?』『君が世界のはじまり』をはじめ、近年はテレビドラマの演出も手掛けるふくだももこがメインで担当する。

主演の川口のTBSドラマへの出演は、2021年放送の火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』で主演を務めて以来3年ぶりとなる。また、物語の主軸となる“ボーダー世代3姉妹”の姉・妹役として、木南晴夏と畑芽育が出演する。

松下、井之脇、木戸は、“ボーダー世代3姉妹”を取り巻く役どころを担う。

松下が演じるのは、とあるバルで働く“コウタロウ”と呼ばれる男。コウタロウは物語を大きく動かしていく“キーパーソン”となるが、どんな人物で、どのように登場人物たちと関わっていくのかなど、そのすべては放送をもって明かされる。

井之脇が演じるのは、木南演じる大庭家の長女・六月が所長を務める会計事務所にやってくる新人公認会計士・松嶋朔。思い立ったら即行動するタイプで、これまでは気ままに世界各国を旅してきた。六月とはインパクトのある出会いを果たすこととなる。

TBSドラマへの出演は本作が初となる木戸が演じるのは、3姉妹の実家近くにある酒屋の息子・高木陽太。大庭家とは幼少期から交流があり、畑が演じる同い年の七苗とは気兼ねなく何でも言い合える幼なじみとして過ごしてきたが、実は昔から密かに想いを寄せている。

なお、松下、井之脇、木戸は本作が初共演作となる。

●松下洸平(“コウタロウ”役)コメント
・初共演の井之脇海、木戸大聖について
井之脇さんとは時々テレビ局ですれ違ったり、以前ご飯屋さんで偶然お会いして、ご挨拶させていただいたことがありました。
木戸さんとは初めてお会いしましたが、もうさわやか!という感じでキラッキラしていますね! 今回ご一緒するのが本当に楽しみです。

・「9ボーダー」のときどんなことを思っていたか
29歳のときのことはすごくよく覚えています。もうすぐ30歳になることよりも、その先の30代をどう生きるかということを考えていました。でも、20代の頃に細々と悩んでいたことが、30歳になったときに、「なんかもうなるようにしかなんないな」って何か吹っ切れた記憶があります。そこからは開き直れたからこそできたこととか出会えた人もいて、少しずつ自分自身が変わって僕はすごく良かったと思っています。

・ドラマへの意気込み、視聴者へメッセージ
台本を読ませていただきましたが、すごくわかりみが深いセリフや感情がたくさん詰まったドラマだなと思いました。僕ら3人も3姉妹にどう絡んでいくのか、そして支え支えられながら、一生懸命素敵なドラマにしていきたいと思っています。ぜひ4月からご覧ください!

●井之脇海(松嶋朔役)コメント
・初共演の松下洸平、木戸大聖について
松下さんとはテレビ局ですれ違ったり、出演作品や舞台を拝見していて、活躍ぶりをたくさん見ていたので、今回ご一緒するのが楽しみです。
木戸さんは今まで出演されていた作品のイメージが強く、僕よりお若い方なのかなと思っていましたが、実際は1歳違いだということが判明してびっくりしました。役でいろんな顔を見せられる方という印象なので、一緒にお芝居するのが楽しみです。

・「9ボーダー」のときどんなことを思っていたか
僕が19歳の頃は20歳で成人だったので成人目前で。高校を卒業して2年経つぐらいで自分としてはもう大人なのに、法律的には大人じゃないことへのもどかしさはすごく感じていました。耐える19歳というイメージでしたね。

・ドラマへの意気込み、視聴者へメッセージ
春スタートということで、新学期を迎えたり就職をしたり、新しい期が始まる変わり目のタイミングだと思います。19歳、29歳、その先を経験された方にもこれから経験される方にも、3姉妹と男性3人の誰かしらに共感してもらえるようなドラマになるはずですし、なるように頑張るので、ぜひ楽しんで観ていただけたらなと思います。

●木戸大聖(高木陽太役)コメント
・初共演の松下洸平、井之脇海について
僕はお二方のドラマを一視聴者として拝見していたので、今回のドラマで共演できることがすごく楽しみです。

・「9ボーダー」のときどんなことを思っていたか
すごく当たり前のことですが、10の位の数字が変わるんだっていう衝撃はありました(笑)。20歳になったら20代って言わなければいけないから、大人にならなきゃなっていう気持ちでした。あと、10代の頃に駅伝大会の中継を見ながら「20代の方ってすごく大人だな」と思っていましたが、気づいたら自分もその歳になっていて。自分はそんな大人になれているのかなというのはすごく感じました。

・ドラマへの意気込み、視聴者へメッセージ
いろんな世代の登場人物が出てくるので、多くの方に共感できる部分があると思います。陽太役として精一杯演じ、明るいドラマを届けられたらいいなと思っていますので、ぜひご覧ください!

(文=リアルサウンド編集部)

© 株式会社blueprint