ドジャース大谷翔平「ゴジラ超え」へ視界良好、今季は本塁打、安打、盗塁で節目の記録に期待

Ⓒゲッティイメージズ

松井秀喜の日本人メジャー最多175本塁打へ「あと4」

ドジャースの大谷翔平がオープン戦初出場となった2月27日のホワイトソックス戦でいきなり2ランを放った。2番・DHで先発出場し、見逃し三振、二ゴロ併殺打に倒れて迎えた5回の第3打席。リオンのストレートを力強いスイングで弾き返すと、レフトへ高々と舞い上がった打球がフェンスを越えた。

右肘手術の影響を感じさせない豪快な一発。野手に専念する今季、新天地での初戦で上々のスタートを切った。

数々の記録を塗り替えてきたスーパースターは今季も節目の数字をクリアしようとしている。日本人メジャーリーガーの最多本塁打は松井秀喜の175本。昨季までMLB通算171本塁打の大谷は、あと4本でゴジラに並び、5本で超える。昨季44本塁打でタイトルを獲得した大谷なら開幕間もない時期に抜き去るだろう。

日本ハム時代には通算48本塁打を放っており、日米通算では219本。節目の250発も視界に捉えている。

MLB通算681安打と86盗塁は日本人歴代4位

本塁打だけではない。安打数もNPBの151本、MLBの681本を合わせて977安打としており、日米通算1000安打まであと23本。昨季151安打の大谷にとっては通過点に過ぎない。

MLBのみでもイチロー(3089安打)、松井秀喜(1253安打)、青木宣親(774安打)に次ぐ日本人歴代4位につけており、今季中に青木を抜いて3位に浮上する可能性も十分だ。

さらに盗塁数でもNPB13個、MLB86個で日米通算99盗塁をマークしており、節目の100盗塁は目前。こちらもMLBのみでイチロー(509盗塁)、松井稼頭央(102盗塁)、青木宣親(98盗塁)に次ぐ日本人歴代4位で、一気に今季中の2位浮上も期待される。

今や全世界から注目される大谷翔平。日本が誇るスーパースターは今年も次々に話題を提供してくれそうだ。



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