10代女子学生らにわいせつ行為の疑い 30歳の海上保安官を再逮捕 所持品などを調べ発覚 那覇署

 10代の女子学生らにわいせつな行為などをしたとして、那覇署は28日、沖縄市に住む中城海上保安部の一等海上保安士の被告(30)=県青少年保護育成条例違反などの罪で起訴、公判中=を児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)と県青少年保護育成条例違反の容疑で再逮捕した。署によると「覚えていない」と容疑を否認しているという。1月にも別の10代の女子学生に対する強制わいせつ容疑で再逮捕されており、逮捕は3度目。

 再逮捕容疑は2022年8月と23年2月に県内のホテルや公園などで、交流サイト(SNS)上で知り合った県内の10代女子学生4人に酒類などを与えたり、みだらな行為をしたりした疑い。

 署によると被告の所持品などを調べたところ、他にも複数の女性と連絡を取っていたことが分かり、発覚した。1月にあった初公判で、被告は起訴内容を認めている。

(資料写真)那覇署

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