名古屋・藤枝退団レオナルドが中国2部移籍。同僚に元Jリーガー

名古屋グランパスのサポーター 写真:Getty Images

かつて名古屋グランパスでプレーしていたブラジル人FWレオナルドは、2023シーズン終了後に藤枝MYFCを退団。しばらく無所属状態だったが、今月末に中国2部リーグ所属クラブへの加入が正式決定している。

現在31歳のレオナルドは、身長184cmで右利きのストライカー。2部以下のブラジル国内クラブを渡り歩くと、2019年7月以降は中国国内の複数クラブでプレーしていたが、2022年5月に重慶両江が財政難により解散したこともあり、同年7月に名古屋へ加入していた。

しかし来日1年目の2022シーズンにリーグ戦9試合の出場でノーゴール。2023年1月に名古屋が浦和レッズからFWキャスパー・ユンカーを期限付き移籍により獲得すると、2023シーズンはリーグ戦3試合の出場に終わり、5月以降はリーグ戦全試合でベンチ外。同年8月にFW渡邉りょうの後釜として藤枝へ完全移籍も、J2リーグで4試合の出場と本来のパフォーマンスを発揮できず。2023シーズン終了後、契約満了により退団していた。

自身の去就を巡り音沙汰のなかったレオナルドだが、今月28日に中国2部の蘇州東呉FCへの加入が決定。同クラブは昨季の中国2部で6勝10分14敗。3部降格圏から勝ち点3差の14位とかろうじて残留を果たしている。また外国籍選手はレオナルド含めて4名。2019年に鹿児島ユナイテッドFCでプレーしていた韓国人DFヨン・ジェミンも今月26日に加入している。

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