名証ネクスト市場に上場 光フードサービス

銘柄プレートに手を添える大谷社長

 飲食業の光フードサービス(本社名古屋市中村区)は28日、名証ネクスト市場に上場した。東証グロース市場との同時上場。公開価格2660円に対し、買い気配上限の6120円で値が付かず、取引を終えた。大谷光徳社長は「株式市場の評価が高い結果だと思う」と述べた。

 設立は2009年。居酒屋「立呑(の)み焼きとん大黒」「立呑み魚椿」を主力に現在、全国で56店舗を運営している。2024年11月期末で、62店舗体制となる予定。23年11月期の売上高は22億2500万円、純利益が2億100万円。

 会見した大谷社長は「立ち飲みスタイルと店舗面積約30平方メートルの小箱出店が強み。営業利益率は11.8%(前期実績)と、外食産業でも高い」と話した。

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