健康づくりや災害対応推進 度会町、中北薬品と相互連携協定 三重

【協定を締結した中村町長(左)と山本常務取締役=度会町役場で(同町提供)】

 【度会郡】三重県の度会町はこのほど、医薬品の製造や卸売などを手がける「中北薬品」(名古屋市)と、「地域の健康づくり及び大規模災害対応に向けた相互連携に関する協定」を締結した。県内の自治体と同様の協定を結ぶのは17例目。

 町民が健康で安全に暮らせるまちづくりの実現に向け、地域の健康づくりや大規模災害対応を推進することを目的に、地域に密着したまちづくり活動に取り組む同社と協定を結んだ。

 今後は健康づくりの取り組みを充実させるほか、災害時はマスクや消毒液などの生活物資を円滑に供給する。食育活動や高齢者支援、感染症予防活動も連携、協力していく。

 町役場で締結式があり、中村忠彦町長は「健康づくりや食育活動などで、多大なる実績のある中北薬品さんの専門的な知見をお借りし、各分野の連携に努めたい」、山本哲也常務取締役は「安心で健康に暮らせるまちづくりの実現に向けて役に立てる取り組みを行っていきたい」と話した。

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