ATMから3000万円窃盗容疑 セコム元社員の男再逮捕 三重県警四日市北署

 【津】ATM(現金自動預払機)から現金3千万円を盗んだとして、三重県警四日市北署は28日、窃盗の疑いで、津市久居北口町、セコム三重元社員不殿翔太容疑者(23)を再逮捕した。

 逮捕容疑はセコム三重の社員だった1月15日午後9時45分ごろ、市内金融機関ATMの機械室に侵入。現金3千万円を盗んだ疑い。「ギャンブルに使うためだった」と容疑を認めている。

 同署によると、ATMはセコム三重が現金補填(ほてん)などの業務に当たっていた。不殿容疑者は勤務時間後に、会社内から鍵を持ち出して犯行に及んだという。同署は余罪もあるとみて捜査している。

 また津地検四日市支部は28日、同社事務所でATMの現金補填用バッグから現金1千万円を横領したなどとして、業務上横領と窃盗の罪で不殿容疑者を起訴した。

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