県道・西那須野那須線スムーズな交通に 4車線で供用開始

 栃木県が整備を進めていた那須塩原市の県道の一部を2車線から4車線にする工事が完了し2月28日から供用が始まりました。

 県道・西那須野那須線は、県の北部の通勤や物流、観光など地域経済を支える幹線道路ですが交通量が多く、渋滞が頻繫に発生していることから県では暫定2車線で供用している区間の4車線化を進めています。

 今回整備が完了し供用が始まったのは上中野工区です。上中野工区は那須塩原市の遅沢橋東側と新中野橋西側までの1キロの区間で、2車線の道路が4車線に整備されました。東北自動車道の「西那須野塩原インターチェンジ」や沿線の産業団地へのアクセスがしやすくなるとともに、周辺の道路の渋滞軽減や地域活性化が期待されます。

 2月28日は大田原土木事務所や那須塩原警察署などから関係者約20人が参加して安全祈願が行われました。

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