前田大然が今季5ゴール目! セルティックが衝撃の7発大勝…岩田智輝もフル出場

スコティッシュ・プレミアシップ第28節が28日に行われ、セルティックとダンディーFCが対戦した。

首位を走る“宿敵”レンジャーズを「2」ポイント差で追っている2位セルティック。リーグ戦では12月中旬に連敗を喫したものの、その後は5連勝を含む9戦負けなしと好調を維持している。今節は6位ダンディーFCを本拠地に迎える一戦。岩田智輝は中盤の一角、前田大然は左ウイング(WG)としてスタメンに名を連ね、古橋亨梧はベンチスタートとなった。旗手怜央と小林友希はメンバー外となっている。

試合は序盤からセルティックがダンディーFCを圧倒。7分にマット・オライリーのFKにキャメロン・カーター・ヴィッカースが頭で合わせて先制すると、18分にはアリスター・ジョンストンが右から鋭いクロスを供給し、ゴール前のアダム・イダが打点の高いヘディングを叩き込む。その4分後には左からのアーリークロスにオライリーがダイビングヘッドで合わせて3点目を奪った。

33分、オライリーがボックス内右へスルーパスを送ると、斜めのランニングで抜け出した前田が切り返しから左足でシュートを放つ。狙い澄ました一撃が左のサイドネットを揺らしリードを4点に広げた。なお、前田にとっては今シーズン全公式戦を通じた5ゴール目となっている。勢いに乗るセルティックは36分にグレッグ・テイラーが右からのクロスに合わせてネットを揺らすと、45+6分には巧みなパス交換からカラム・マグレガーがゴールに流し込み、6-0という衝撃的なスコアで前半を終えた。

大量リードを奪ったセルティックは60分に3枚替えを敢行し、古橋らを投入する。すると63分、ヤン・ヒョンジュンが右から上げたグラウンダーのクロスに後方から走り込んだダニエル・ケリーがダイレクトで合わせリードを7点に広げた。76分には危険なスライディングタックルを敢行したダンディーFCのフィンレイ・ロバートソンにこの日2枚目のイエローカードが提示されて退場に。セルティックは大量リードに加えて数的優位という状況となった。

ダンディーFCは84分、右からのクロスに反応したマイケル・メロンが強烈なボレーシュートを突き刺し1点を返すも反撃はそこまで。試合は7-1で終了し、大勝したセルティックがリーグ戦での無敗記録を10に伸ばした。なお、同日に行われた試合でレンジャーズが勝利したため、両チームの勝ち点差は「2」のままとなっている。次節、セルティックは3月3日にアウェイでハーツと、ダンディーFCは3月2日にホームでキルマーノックと対戦する。

【スコア】
セルティック 7-1 ダンディーFC

【得点者】
1-0 7分 キャメロン・カーター・ヴィッカース(セルティック)
2-0 18分 アダム・イダ(セルティック)
3-0 22分 マット・オライリー(セルティック)
4-0 30分 前田大然(セルティック)
5-0 36分 グレッグ・テイラー(セルティック)
6-0 45+6分 カラム・マグレガー(セルティック)
7-0 63分 ダニエル・ケリー(セルティック)
7-1 84分 マイケル・メロン(ダンディーFC)

【動画】前田大然が左足で狙い澄ました一撃! セルティックの大勝に貢献

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