眞栄田郷敦が「366日」で広瀬アリスと初共演。12年越しに結ばれる同級生役

眞栄田郷敦が、フジテレビ系で4月にスタートする連続ドラマ「366日」(月曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。眞栄田は「月9」枠の初出演を果たし、主演・広瀬アリスが演じる雪平明日香と、12年越しに結ばれる相手役を務める。

「366日」は、HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動き出した男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語だ。“うるう日”となる本日2月29日には、ビルボードライブ東京でHYによる「HY 366DAYS Premium Live」が開催。さらに、オリジナル楽曲「366日」にHYのボーカル&ギター・新里英之を新たにボーカルに加えて“デュエットバージョン”として新録した「366日(Official Duet ver.)」がデジタルリリースされた。この「366日(Official Duet ver.)」は、今作の主題歌として流れるほか、「HY 366DAYS Premium Live」で初披露される。

眞栄田が扮(ふん)するのは、主人公の明日香の高校時代の同級生で、後に付き合うことになる水野遥斗。現在は、外食チェーン店に勤めている遥斗は、高校時代に野球部に所属して甲子園を目指しており、吹奏楽部の明日香はアルプススタンドでの演奏を夢見て、共に青春時代を過ごしていた。実家はお好み焼き店を経営しており、男女5人グループで部活終わりにその店に集うのが日々の楽しみだった。そんないつも一緒にいた明日香と遥斗は、お互いに好意を抱いていたにもかかわらず、思いを伝えられないまま高校を卒業した。

東京の大学に進学した明日香と北海道の大学へ進学した遥斗は離ればなれに。お互いの誤解もあり、その後は連絡を取ることもなくなったが、通っていた地元・茨城の高校が廃校になるということで、同級生らと同窓会で再会。そこで、高校時代を振り返った2人は、実は当時両思いだったことや、タイミングが悪くすれ違い続けてきたことを知る。

「俺たち、これから始めてみない?」と遥斗は明日香に告白をし、2人は晴れて12年越しに交際することに。この上ない幸せを手にした明日香と遥斗だったが、ある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、彼は意識不明の重体になってしまう。目覚めない彼の近くにいる明日香は、知られざる遥斗の思いや、いつも一緒にいた同級生たちとのさまざまな日々を思い出すことになる。

俳優デビュー5周年のメモリアルイヤーとなる眞栄田は、「日本のドラマといえば『月9』という印象で、それもよく聴いていた『366日』にまつわる題材ということで、すごく感慨深くワクワクしています。はかなく美しいこの曲が作品とどう交わって行くのか、僕も今から楽しみです」と喜び、演じる遥斗については「明るくてポジティブでみんなの中心で太陽のような人物。しかし、ベースに人見知りで繊細な部分があるのがまた魅力的」と紹介。

加えて、広瀬との初共演に関しては「明日香役の広瀬さんを想像しながら一緒に作品作りができるのを楽しみにしてます」とコメントし、「2024年、まずは『366日』を多くの方に見ていただき愛される作品にしたいです。楽しみでしかありません。皆さまもご期待ください!」とアピールしている。

ドラマを手掛ける狩野雄太プロデューサーは、眞栄田のキャスティングが実現し、「遥斗の配役を考えた時に、遥斗は最初からずっと眞栄田郷敦さんをイメージして脚本の清水友佳子さんと一緒に考えていました。なので、引き受けてくださり、この上なく感謝しております。眞栄田郷敦さんはせんえつながら『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ系=関西テレビ制作)をはじめ、いくつかのご出演作品を見た時に、演技に対しての真摯(しんし)な姿勢と、キャラクターを本当に存在しているように思わせてくれる表現力、説得力が素晴らしい方だと思っていました」と称賛。

加えて「今回の『366日』の水野遥斗というキャラクターは、皆を笑顔にしたり、周囲に輪ができたりする明るさを持っていて、学校のクラスの中心にいるような人気者です。一方で、恋愛にはやや不器用で、そのせいで明日香を傷つけてしまったりするのですが、根本は心優しい青年だと思っています。おそらく第1話以降の展開上、とても難しい演技をお願いしているような気がするのですが、眞栄田郷敦さんならば、見てくださった方の心を動かす演技をしていただけると確信しております」と手応えをうかがわせている。

© 株式会社東京ニュース通信社