新宿区歌舞伎町にあるホストクラブの看板について、都の条例違反が数十件確認されたことがわかり、警視庁は2月27日、ホストクラブの責任者を集め、看板の適切な設置を呼びかけました。
（警視庁 大嶺忍保安課長）
「法令遵守を再認識して頂き、引き続き健全で安全な営業を心がけてほしい」
警視庁は2月27日、新宿区歌舞伎町にあるホストクラブやメンズコンセプトカフェ、162店舗の経営者などを集めた説明会を開きました。
説明会では、相次ぐ売掛金トラブルについての注意喚起や、店の看板の適切な設置などを呼び掛けました。
警視庁によりますと、歌舞伎町のホストクラブの看板について、看板を設置する際に必要な申請をしていなかったり、看板の面積が基準を超えるなど、都の条例に違反するケースが数十件あったということです。
参加したホストクラブの経営者は、従業員への指導を見直すきっかけになったと話しました。
(ホストクラブ経営者)
「中には悪質なことをする世界じゃないですけど、そういう風にならないように指導していかないとなと、きょう話を聞いていて思った」
