狭山茶×スパイス! 一味違う「Spice tea cake」 所沢の専門学校生らが開発 販売は3月2日から

開発した洋菓子などを手にする西武学園医学技術専門学校の学生=埼玉県所沢市内

 埼玉県所沢市の西武学園医学技術専門学校の学生と市観光情報・物産館「YOT-TOKO(よっとこ)」などが洋菓子「狭山茶×スパイス Spice tea cake」を開発し、3月2日から販売を開始する。スパイスのフェンネルシード入り狭山茶を練り込んださわやかな味わいが特徴で、インバウンド(訪日客)にもアピールしたいという。

 新たな所沢の土産を作ろうと、学生らが2022年12月から議論を重ねてきた。開発には、よっとこや土産品の開発を手掛ける「長登屋」(名古屋市)が連携。「YOMOYAMA」(東京都)が販売している狭山茶を使ったスパイスティーを取り入れ、味にインパクトを出したという。

 開発に当たった入間市出身で同校栄養士科2年の高木俊大さん(39)は「狭山茶で作れないかとの思いが、まずあった」と振り返る。パッケージにはハーブなどがデザインされており、学生が監修した。

 フェンネルシードは胃腸の調子を整える効果があるといわれ、インド料理などに使われる。

 洋菓子は4個入り800円(税抜き)。

 問い合わせは、よっとこ(電話04.2968.5414)へ。

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