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那須塩原市の県道西那須野那須線上中野工区(1キロ)の4車線化工事が完了し、28日正午から供用が開始された。
同県道は県北地域の通勤や物流に加え、観光周遊ルートとして地域経済を支える幹線道路。県県土整備部によると、1日の交通量は約1万6千台に上り、暫定2車線区間の4線化を随時進めている。
同工区の幅員は25メートル。車道(3.25メートル)4車線のほか、両側に路肩(1.5メートル)、歩道(3.5メートル)などを設けた。2020年度から整備が進められ、総事業費は約3億4千万円。
県は同工区の南側に接する西遅沢工区(1キロ)についても、本年度から4車線化を進めている。