松下洸平が「9ボーダー」のキーパーソン! 井之脇海、木戸大聖と共に川口春奈ら3人姉妹と関わるキャラクターに

松下洸平井之脇海木戸大聖が、TBS系で4月にスタートする連続ドラマ「9ボーダー(ナインボーダー)」(金曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

川口春奈が主演を務める「9ボーダー」は、19歳、29歳、39歳と、各年代のラストイヤー=“9ボーダー”真っただ中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーだ。しっかり者の29歳の次女・大庭七苗役を川口、猪突猛進(ちょとつもうしん)な39歳の長女・成澤六月役を木南晴夏、どこか低体温な19歳の三女・大庭八海役を畑芽育が演じる。

今回発表された3人は、そんな“ボーダー世代3姉妹”を取り巻く役どころ。

松下は、2022年の「アトムの童」以来のTBSドラマ出演。「9ボーダー」のプロデューサー・新井順子氏とは、ギャラクシー賞ほか数々の賞を受賞した21年の「最愛」(TBS系)以来のタッグとなる。そんな松下が今回演じるのは、あるバルで働く“コウタロウ”と呼ばれる男。コウタロウは物語を大きく動かしていくキーパーソンとなるが、どんな人物で、どのように登場人物たちと関わっていくのかなど、そのすべては放送をもって明かされる。

また、井之脇が扮(ふん)するのは、六月が所長を務める会計事務所にやって来る新人公認会計士・松嶋朔。思い立ったら即行動するタイプで、これまでは気ままに世界各国を旅してきた。六月とはインパクトのある出会いを果たすことになる。

そして、TBSドラマへの出演は初めてとなる木戸が務めるのは、3姉妹の実家近くにある酒店の息子・高木陽太。大庭家とは幼少期から交流があり、同い年の七苗とは気兼ねなく何でも言い合える幼なじみとして過ごしてきたが、実は昔からひそかに思いを寄せている。

「9ボーダー」が初共演となる3人。松下が「井之脇さんとは時々テレビ局ですれ違ったり、以前ご飯屋さんで偶然お会いして、ごあいさつさせていただいたことがありました。木戸さんとは初めてお会いしましたが、もう爽やか!という感じでキラッキラしていますね! 今回ご一緒するのが本当に楽しみです」、井之脇も「松下さんとはテレビ局ですれ違ったり、出演作品や舞台を拝見していて、活躍ぶりをたくさん見ていたので、今回ご一緒するのが楽しみです。木戸さんは今まで出演されていた作品のイメージが強く、僕よりお若い方なのかなと思っていましたが、実際は1歳違いだということが判明してびっくりしました。役でいろんな顔を見せられる方という印象なので、一緒にお芝居するのが楽しみです」、木戸は「僕はお二方のドラマを一視聴者として拝見していたので、今回のドラマで共演できることがすごく楽しみです」と、それぞれ期待を語っている。

加えて、自身が“9ボーダー”だった時のことを振り返り、松下は「29歳の時のことはすごくよく覚えています。もうすぐ30歳になることよりも、その先の30代をどう生きるかということを考えていました。でも、20代の頃に細々と悩んでいたことが、30歳になった時に、『なんかもうなるようにしかなんないな』って何か吹っ切れた記憶があります。そこからは開き直れたからこそできたこととか、出会えた人もいて、少しずつ自分自身が変わって僕はすごくよかったと思っています」と告白。

井之脇は「僕が19歳の頃は20歳で成人だったので成人目前で。高校を卒業して2年たつぐらいで、自分としてはもう大人なのに、法律的には大人じゃないことへのもどかしさはすごく感じていました。耐える19歳というイメージでしたね」と回顧する。

さらに、木戸は「すごく当たり前のことですが、10の位の数字が変わるんだっていう衝撃はありました(笑)。20歳になったら20代って言わなければいけないから、大人にならなきゃなっていう気持ちでした。あと、10代の頃に駅伝大会の中継を見ながら『20代の方ってすごく大人だな』と思っていましたが、気付いたら自分もその年になっていて。自分はそんな大人になれているのかなというのはすごく感じました」と、大人である20歳になることへの思いが強かった様子。

続けて、松下は「台本を読ませていただきましたが、すごく分かりみが深いセリフや感情がたくさん詰まったドラマだなと思いました」と作品の印象に触れながら、「僕ら3人も3姉妹にどう絡んでいくのか、そして支え支えられながら、一生懸命すてきなドラマにしていきたいと思っています。ぜひ4月からご覧ください!」と撮影に向け、意欲を高めている。

井之脇は「春スタートということで、新学期を迎えたり就職をしたり、新しい期が始まる変わり目のタイミングだと思います。19歳、29歳、その先を経験された方にもこれから経験される方にも、3姉妹と男性3人の誰かしらに共感してもらえるようなドラマになるはずですし、なるように頑張るので、ぜひ楽しんで見ていただけたらなと思います」とアピール。

木戸は「いろんな世代の登場人物が出てくるので、多くの方に共感できる部分があると思います。陽太役として精いっぱい演じ、明るいドラマを届けられたらいいなと思っていますので、ぜひご覧ください!」と力強く呼び掛けている。

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