みなさん読んでいただきありがとうございます。
地域特派員のよしだゆかです。
今回お届けするのは、ご存知の方も多い仙台の老舗。マーブルロードおおまち商店街のアーケード沿いにある『こけしのしまぬき』。
こけしと東北の工芸品がそろうほか、東北愛がつまったこちらのお店をご紹介します。
看板娘のこけしが目印
お店の前では、看板娘のこけしちゃんがお出迎えしてくれます。
入口の扉と比較してもこの大きさです。目印にもなりますし、一緒に並んで撮ることもできます。また、お店の前には顔出しパネルも複数枚あり、記念撮影にもいいですね。
体験コーナー
こちらではミニこけしの絵付体験などができます。
フェルトペンで行うので小さいお子さんでも簡単に絵付けができちゃう!
そしてすぐ乾くので描いた後はすぐにお持ち帰りできるのも嬉しい。
見本でスタッフの方が絵付けしたものがあるので、参考にしながら挑戦できるのは初めての方にも安心感がありますよね。
どれもクオリティーが高いので見本のこけしもぜひみに行ってみてください。レアなものもありました(知りたい方はお店の方に聞いてみてね)。
こけしの絵付け体験のほかに、雄勝石キーホルダー手作り体験、柳生和紙LEDキャンドルちぎり絵体験、柳生和紙ちぎり絵こけし体験があります。お店で受け付けしてもらい席が空いていればすぐに体験ができますよ。気になる方はホームページに詳しく載っているのでチェックしてください。
伝統こけし
体験コーナーからご紹介しましたが、店名の通り、店内にはたくさんのこけしがありました。小さいものから大きなものまで、さまざまなこけしが数多くあって圧巻です。
こけしの種類や特徴なども紹介されています。こけし初心者の私にもわかりやすく並べられていました。
宮城の特産品をイメージした楽しい雑貨も
宮城の特産品をモチーフにした商品もたくさんありました。
こちらのシリーズで1番人気の『ガラスで出来たいくらのアクセサリー』。
みてください!このリアルないくらを!
いくらにある赤い部分まで再現されており、本物のいくらを身につけているみたいです。
イヤリングやピアスのほかにネックレスやブレスレットもあるので、ファッションのアクセントになりそうです。
そしてこのシリーズではいくらの他に牡蠣やずんだもありました。
牡蠣はレモン付きもあってユーモアがあります。
防災✖️こけし?!
こちらの商品は『こんなのあるんだ!大賞2016』で優秀賞を受賞した商品です。
見ためはこけしそのものですが、地震などで倒れた時に明かりを灯してくれるお役立ちアイテム。
実際に地震があった時、こけしが倒れて明かりがついたそうで、お店の方の実証済です。いつもはインテリアながら、緊急な時に役立ってくれる頼もしいこけしです。
かわいい「こけし缶」
そして、贈り物に最適なこけしもありました。
その名も『こけし缶』。
缶を開けるとミニこけしが入っており、こけしを保護するために入っている木屑はこけしを作る時にでたもの。素材となる木の香りも漂う、こけし愛が缶いっぱいにつまった商品です。
ミニサイズなので集めて飾ってもかわいいですし、持ち運びもできるのでお土産にも最適なサイズです。
缶を開ける時のワクワク感もありますね。お子さんにも喜ばれそうです。
伝統的な手仕事
仙台生まれの漆芸である玉虫塗。よく見かける配色のほかに藍色がありました。
名刺入れや小物入れスタンドミラーなどがあり、仙台にちなんだモノが描かれています。
こちらはインテリアのアクセントになりそうな、仙台箪笥の小箪笥。
今年の干支でもある龍の模様で縁起がいいですね。
宮城のものだけではなく、東北の伝統工芸品があり、たくさんの手仕事の魅力を届けられていることに、東北の愛を感じました。
こけしに馴染みが少ない世代も多くなっている中、現代風のこけしなどもあり、時代と共に変容している様子のが伺えました。
仙台・東北土産を選ぶ際にオススメしたいお店です!
スタッフの方も優しく対応してくれるので、お土産選びに困った時などは聞いてみてください。
東北の古き良き伝統工芸品から、伝統を継承しながら新しい発想を加えたものまで、さまざまな工芸品に出会える『こけしのしまぬき』へ、足を運んでみてくださいね。
DATA
こけしのしまぬき
住所 仙台市青葉区一番町3丁目1−17
電話 022-223-2370
定休日 毎月第二水曜日(8月を除く)、元旦
営業時間 10:30〜19:00
アクセス 仙台駅から徒歩約10分