テニス=引退示唆のマリー、パリ五輪出場へ意欲

[ロンドン 28日 ロイター] - 男子テニスの元世界ランキング1位、アンディ・マリー(英国)は28日、今夏のパリ五輪出場に意欲を示した。

マリーは26日に「きっと多くの時間は残されていないが、残り数カ月ベストを尽くす」と話し、28日にドバイ選手権で2回戦敗退を喫した後にも「この夏が終わったらプレーしていることはないだろう」として引退を示唆。

ただ、英BBCのラジオ番組でパリ五輪について問われると、「もう1回、出場するチャンスがあればいいのだけど」とコメントして意欲をのぞかせた。

マリーは五輪テニスのシングルスで、2012年ロンドン大会と16年リオデジャネイロ大会で2回の金メダルを獲得している。四大大会では3回の優勝経験を持つが、現在の世界ランキングは67位。このままランキングが低迷すれば、出場権を得られない可能性がある。

© ロイター